Greek Cheese ギリシャチーズ
フェタチーズ
どうして「フェタチーズ」はギリシャだけ?
「フェタチーズ」はギリシャで生まれ、ギリシャ人にとってかけがえのないチーズであり、毎日の食生活になくてはならないものです。
フェタチーズはギリシャのチーズ消費量の70%を占めており、ギリシャ一人当たりの平均消費量は年間10キログラム以上です。
P.D.O.フェタチーズの規定
「フェタチーズ」とは、ギリシャの限られた地域(スラキ、マセドニア、イピロス、セサリ、ギリシャ中央、ペロポネソス半島、レスボス)でのみ生育する羊のフレッシュなミルク、 またはフレッシュな山羊のミルクを30%まで使用し作ることができるチーズです。またミルクを収集した地域と同地域でミルクの加工を行わなければなりません。
チーズの製造過程では最低60日間の熟成が必要であり、チーズは水分量は最大56%まで、固形分中脂肪分は最低43%が必要です。牛のミルク、濃縮ミルク、粉末ミルクから作ることはできません。また製造工程上、抗生物質、保存料、着色料など一切使用してはいけません。
以上のような厳しい基準をクリアした商品のみ「フェタチーズ」と称することができます。
※EU加盟国において、「フェタチーズ」はギリシャの伝統的食品であるとともに、原産地呼称(P.D.O.)を認定しています。