ガバラス エナリア 2022 (白)
ギリシャワイン格付け
♦P.D.O./O.P.A.P.(オパプ)
原産地呼称ワイン(V.Q.P.R.D.)
♦O.P.E.(オぺ)
原産地呼称ワイン(V.Q.P.R.D.)甘口ワイン
♦P.G.I./P.G.E.(ピージーイー)
地理的表示保護ワイン
♦トピコス・イノス
ヴァン・ド・ペイ(地ワイン)
NOSTIMIAは、
Gavalas Estateの
国内総輸入元です。
商品詳細
年間生産量:2,770本
平均収量:1,000-2,000kg/ha
標高:80-300m
樹齢:120年以上
ブドウ栽培:接ぎ木なし 灌漑なし
土壌:火山岩質
ワイナリーが長年の経験から発見した、メガロホリに位置する樹齢120年以上の畑で栽培されたブドウを使用。畑の区画ごとに醸造を行い、このワインに見合う品質のバッチのみブレンドする。特に優れたヴィンテージのみの生産。
サントリーニ島のぶどう栽培
クルーラ(バスケット仕立て)
サントリーニで造られる大部分のぶどうは「クルーラ」と呼ばれるバスケット状に、幹がとぐろを巻くように仕立てられています。剪定時には結果、母枝を3本ほど残し円筒状に編み込む。このような形だからこそ、島の強風や強い日射からぶどうの房をバスケットの中で守れるのだ。極度の乾燥と軽石土壌のためフィロキセラも生きられず、ぶどうは自根で中には樹齢350年以上のものを存在します。
土壌
紀元前1610〜1640年に起きた大噴火により島の大部分は、軽石、火山灰、玄武岩、安山岩、デイサイト、流紋岩などの火山噴出物によって構成されており、現在の畑はその上にできたわけです。多孔性なため保水性と排水性に優れており、中性で、マグネシウムと二酸化ケイ素を多量に含み、カリウムが少ない特性を持ち、これがぶどうの酸度を高めていると考えられています。
Gavalas Enalia 2022 (White)
生産者:ガバラス ワイナリー
原産地:ギリシャ サントリーニ島
品質分類:P.D.O.サントリーニ
品種:アシリティコ100%
醸造:全房プレス
ステンレスタンクと粘土質卵型容器で
16ヵ月間熟成
その後、最低8か月間澱と共に
熟成
飲み口:辛口
ボディ:フル
内容量:750ml
アルコール度:14%
適温:12-14℃
マークはギリシャの固有品種です。
<テイスティングコメント>白桃やアプリコットのアロマに加え、バターやビスケットの香り。丸みのある塩気を含んだミネラル感に、滑らかなボディ。バランスの取れた酸味と、きれいにボディに溶け込んだアルコールがエレガントさを生み出し、口の中でサントリーニ島最高級の味わいを長く楽しめます。
酸味:★★★★★ 果実味:★★★★☆
<おすすめ料理>
魚介類はもちろん、クリームパスタや、豚肉のグリルまで
幅広い食事と合わせてお楽しみいただけます。
<おすすめチーズ>パルミジャーノ・レッジャーノなど
Product code | : | GL009 |
Producer | : | Gavalas Winery |
Origin | : | Santorini |
Geographical indication | : | P.D.O. Santorini |
Variety | : | Assyrtiko 100% |
Winemaking | : |
Whole bunch press Matured for 16 months in stainless tank and egg-shaped clay vessel. Followed by at least 8 months maturation with lees |
Taste | : | Dry |
Body | : | Full-bodied |
Volume | : | 750ml |
Alcohol | : | 14% |
Service temperature | : | 12-14℃ |
Vintage | : | 2022 |
Tasting comment
White peach and apricot aromas accompanied with butter
and buiscuit. Round and salty minerality, and smooth body.
Very well balanced acidity, and beautifully integrated alcohol gives elegance to the body. You can enjoy the premium
quality Santorini wines with long after taste
Acidity: ★★★★★ Fruitiness: ★★★★☆
Recommendation of dishes
Off course sea food dishes matches well, but you can also
enjoy it from creamy pasta to grilled pork cusines.
Recommendation of cheese
Parmigiano Reggiano etc.
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ギリシャ固有品種

アシリティコ種
サントリーニ島の土着品種。ギリシャの最高の白品種、強風が吹き荒ぶ休火山の高台で、小さな鳥の巣状の丸い形に仕立てられて栽培されます。
濃縮された果汁分、濃く、ミネラル分、そして酸味等の豊かなワインができます。完熟状態でも酸度が高いブドウです。
Asyrtiko(アシリティコ)の由来
サントリーニ島のぶどう品種を表す言葉は、古代ギリシャ語の動詞Ασύρω(asyro/アシロ)に由来し、“収縮”を意味するだけでなく、“長引かせる”などの意味も持ちます。
サントリーニ島ではその昔、アシリ種が一番に収穫された品種で、アシリティコは主に島の有名なデザートワイン、ヴィンサントに使われ、過熟され、収穫後は天日干しされていました。
こうして現在のAsyrtiko(アシリティコ)は、Ασυρω-τικο* Asyro-tiko(アシロティコ)→Ασυρι-τικο*(Asyri-tiko(アシリティコ)→Ασυρτικο(Asyrtiko/アシリティコ)と書かれるようになったようです。
ワイナリーサントリーニ地方

サントリーニ島 南西の平地メガロホリに位置するガバラス ワイナリー。
古くから存在し、島に3つしか残っていない伝統的なワイナリー「Canava (カナヴァ)」の1つです。
18世紀からワイン生産を始め、約3ヘクタールの自社畑をアクロティリ村、メガロホリ村、ピルゴス村に所有し、現在は4代目のジョージ氏と5代目のヴァゲリス氏がともにワイナリーを運営しています。
彼らは、サントリーニ島産の土着品種のみを使用し、サントリーニ島独自のテロワールを表現したワイン造りを目指しています。
彼らのブドウ畑では、ギリシャを代表する白ブドウ品種「アシリティコ」を筆頭に、その他島の土着品種である「アイダニ種」「マンディラリア種」「マヴロトラガノ種」「カチャノ種」「ヴゾマト種」が栽培されており、特に、「カチャノ種」は彼らが島を散策し見つけ出した品種であり、「ヴゾマト種」は彼らが初めてワイン造りに使用した品種です。

サントリーニ島の葡萄のツルはこの鳥の巣のような形状で、”クルラ”と呼びます。機械が入り込めないぶどう畑での作業はすべて手作業で行われています。